【堺区・山之口商店街】ゆやっ子食堂オープン!!【商店街の子ども食堂】

こんにちは編集長(ふ)です。
今日は堺区の熊野校区ではじめてオープンした山之口商店街内の「ゆやっ子食堂」にお邪魔してきました。

オープン時間の17時を少しすぎて行ったのですが、山之口商店街にある子育て支援施設(MADO)には、すでに沢山の子どもたちと保護者の姿がありました。この子ども食堂では大人は300円、子どもは100円で一食が提供されるのですが、なかなかしっかりとしたメニューです。

参加されていた保護者の方も「献立の参考になります」と、感想をもらしていました。デザートだってあります。

ゆやっ子食堂では、今回30分を食事時間、残り30分がエンターテイメントタイムとなっていました。先生のリードのもと、こどもたちの良く知った音楽のイントロクイズがあったり、折り紙をどれだけ長くちぎれるかのゲームがあったりと、

子どもも大人も大満足の様子で食堂を後にすると、入れ替え制でまた別の子どもたちがやってきました。次も満席のようです。

この「ゆやっ子食堂」の発案者である辻本加平さんにお話を伺うこともできました。辻本さんは、6人に1人が貧困状態となっている今、ご飯を食べることも出来ない子どもたちが沢山いることに心を痛めていました。

子ども食堂をしようと、声をあげると、
「ちょっと声をかけると、20人の方がボランティアで協力してくれて、80人が協賛を申し出てくれました。日本はまだまだいい国やなと思いました。この食堂を開くにあたって、5軒の子ども食堂を回って見学したのですが、皆さん優しい方ばかりで、僕も少しは優しい人間に近づけたかなと思いましたね」
そう謙虚におっしゃる辻本さんですが、インタビューの合間も腰をかがめて子どもたちに優しく声をかけている姿が印象的でした。

「ゆやっ子食堂」ならではの特徴はありますか? と聞くと、

「他の子ども食堂があるところは団地が多かったのですが、このあたりは商売人が多いから、声をかけるとすぐによっしゃっと動いてくれたと思います。他では福祉施設や学校を利用していてキャパもあるし、設備が整っているのですが、ここでは場所が問題でした」

そんな経緯があって、商店街内にある子育て支援施設を借りることになったのでした。

オープンした「ゆやっ子食堂」の外からは、オープンに尽力した熊野小学校の先生や、商店街の人たちが見守っています。これも下町ならではの情景と言えるかもしれませんね。
「今は月一回だけど、毎週できるように、うちの店も使ってもらってもいい。協力したい」という商店街の店主さん。
「いい試みだから、長く続いてほしい」という先生。

ただ1人の思いからはじまった「ゆやっ子食堂」はすでに多くの人の気持ちに火をつけ、巻き込んでいるようです。多くの人に包まれて、子どもたちの笑顔が、もっともっと増えていってほしいですね。

 

さかマガ12月号発行中
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