りんごの堺和菓子食べ歩き〜けし餅小島屋〜

今夏休み中です。一番大事な時期なのに、常にサボりたくなる、博士論文執筆中の中国人留学生のりんごです。

ジャンジャンジャンジャーン。お知らせがあります。実は、つい最近、りんごはソロデビューしました。これまで、さかにゅーの編集長と一緒に取材してきました。私はただついていけばいいので大変助かりました。

私は重度の方向音痴であり、大学時代、自分のキャンパスの中で迷ったこともあります。こんな方向音痴の私が日本で6年間も一人で暮らせたのは本当に不思議であり、家族も非常に驚いていました。やはり日本の治安の良さといつも道を親切に教えてくれる優しい日本人がいるからです。

甘いものや、和菓子が大好きな私は、ソロ活動で、堺にある老舗の和菓子屋さんに行くことにしました。今回はまず、けし餅小島屋さんに行ってきました。調べたところ、阪堺線の宿院駅から歩いて2分!「ラッキー!これで迷わないだろう」と喜んでいました。

しかし、電車を降りてから、一応地図を見たが、左か右か判断できず、自分の勘で交差点を渡りました。そこで、面白いことに気づきました!私の行きたい小島屋さんはちょうど道路の反対側にあったのです!

こういうことでした。さらに面白いことを発見!宿院駅のデザインはなかなか独特です。阪堺線のほかの駅と違うんです。

小島屋さんから撮った写真です。帰り道にも観察しましたが、宿院駅だけがこのような形らしい!調べたところ、2016年1月31日宿院駅停留場の移設が行われ、大浜公園の「潮湯」の建物デザインを模した屋根が採用されました。大浜公園に行ってみたいですね。

いよいよ小島屋さんに入ります。

私が行ったのは夕方3時頃でしたが、一階で注文を待っているお客さんは少なくないです。

私は店内利用を希望したので、直接2階に上がりました。

非常にシンプルで、落ち着く感じです。特に、天井にぶらさがっている照明の形は非常に面白い!提灯みたいです!

メニューはこちらです。私はまず抹茶セットを注文しました。

けし餅と抹茶です。あれ?けし餅の表面にある小さいゴマみたいものはどこかで見たことあります!そうだ!私の大好きな「ヤマザキ高級つぶあんぱん〜栗入り」の表面にあるゴマと全く同じです。(その後、調べた結果、ヤマザキ高級つぶあんぱんの表面に振られているのは本当にけしの実だとわかりました!)

今回もあえて事前調べせずに、直接に店に来ましたので、けし餅のことを全く知りませんでした。そもそも「けし」ってなんでしょうか。私は店員のお姉さんに聞きました。「けし餅はけしの実を使った和菓子であり、表面にある小さい白いゴマみたいなものはけしの実です。けしの実は芥子という植物の種です。けしの実は室町時代インドよりもたらされたと言われ、江戸時代初期より、大阪、堺、和歌山周辺で栽培されるようになりました。」と教えてくれました。けしの実は油にもなるそうです!

次に興味を持ったのは抹茶の茶碗です。この模様はなかなか面白いとお姉さんに言いました。「これはポルトガル人のキャラクターです。ポルトガル人がたくさんのものを堺に持ってきたことで堺が繁栄し、その敬意を示すために、茶碗にしました」と教えてくれました。「若者や外国人がこういうのが好きかなと思って、このような茶碗を出します。ちょっと年配の方なら、また別の茶碗を出しますよ」と親切に説明してくれました。

「はい。私は外国人です。この茶碗を非常に気に入りました」と私はフォローしました。

これだなあ!日本人のおもてなし。お客さん一人ひとりをみて、その好みを推測して、出す茶碗までを考えるんですね。

お待たせしました。一番肝心なお味は一体どうでしょうか。最初は半分を切って、中身を見せたいと思っていましたが、非常に下手で、全然うまく切れませんでした。写真を撮ることを断念しました。けし餅は非常に非常に柔らかいです!餅の部分は非常に薄くて、あんこがぎっしり詰まっていました。あんこマニアの私は大感動でした!しかも、甘過ぎず、抹茶との相性も抜群です。

けし餅を食べ終わった後、私は、机に置かれている特別メニューに惹かれました!「けし餅ロール」!美味しそう!しかも、1カットなら、茶房のみ食べれます。注文しないわけがありません。迷わなく、けし餅ロールを注文しました。

実際のけし餅ロールの写真です。一緒に出してくれたのはほうじ茶です。けし餅はうまいことにロールケーキの中に隠れています。すごい!ケーキのスポンジの部分、クリーム、けし餅の餅の部分、あんこ、4重の味を一緒に味わうことができます!最初はふわとろ、続いてモチモチ、このようなロールケーキは初めてです。すごく美味しかったです。日本文化と西欧文化を完璧に融合しているなあと感じました。

その後、ほかのお客さんがお帰りになり、私とお姉さんとたくさんの会話が出来ました。さかにゅーの留学生ライターであることを伝えた後、お姉さんはすぐ店にある堺の観光ブックを探してくれました。また、情熱たっぷりに堺の歴史を教えてくれました。千利休の話や、与謝野晶子の話などなど。実は全部行ってきて記事も書きましたが、異なる人の口からまた違う視点で堺の歴史を発見することができました。

また、やや年配の方用の茶碗も見せてくれました。さらに、お茶を飲むときの礼儀作法も教えてくれました。

素朴で素敵な茶碗ですね。

お茶を出された際に客さんに向いている所が正面です。絵柄がついているお茶碗だと、絵の中心が正面になります。ご主人は、茶碗が一番よい姿に見える正面をお客に向けて出します。お客さんは正面に敬意を払って、そこを避けてから飲むということです。3回回すらしいです。陶芸家もちゃんとこれを考えて茶碗を作っていているようです。

店でお茶と和菓子と店員のお姉さんとの会話を満喫した後、私は1階に降りました。店員さんに店内の写真を撮りたいとお願いしたところ、店員はすぐのれんの後ろに隠れました。そののれんの奥では、美味しいけし餅が作らていますね。

小島屋さんはなんと創業三百数十年もあり、堺で昔と同じ製法を守り続けており、けし餅を作ってきました。老舗に対する概念について、新しい認識を得ました。数十年も営業すれば老舗と呼ばれる中国の店とは老舗度は桁が違いすぎです。

美味しい和菓子だけでなく、たくさん教えてくれた親切な店員さんに感謝しています。

素晴らしい午後でした。

以上りんごの堺和菓子食べ歩きでした。
アクセス:阪堺線宿院駅から徒歩2分(信号運がよければ、1分) 駐車場も隣接しています。

営業時間:08:30~18:00(茶房12:00~17:00)

 

さかマガ創刊!!
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