鳳なのか? 大鳥なのか?

こんにちは編集長(ふ)です。
堺市西区の「鳳」(おおとり)というエリア。JR「鳳」駅や大阪府立鳳高等学校や自転車教習所もあて、堺市民にはおなじみの地名ですね。でも、地区の中心ともいえる神社、「大鳥大社」は二文字で「大鳥」(おおとり)と書きますよね。これってなんでなんでしょう?

大鳥大社は「和泉一宮」といって、和泉国の筆頭の神社とされました。
ご祭神は、日本神話に登場する「ヤマトタケル」です。東国に遠征して死んだヤマトタケルの魂は白い鳥になって西を目指します。何度か降り立つのですが、一番最後に降り立ったのがこの堺市オオトリの地で、一夜にして木々が生い茂り千種の森が生まれたという伝説もあります。

 


鳳を歩くと「千種の森」の名称はお店なんかにもよく使われているようですね。

ヤマトタケルともう一柱のご祭神は「大鳥連祖神」といって、古代にはこの地域に「大鳥氏」という豪族が治めていたようです。

一方、いまでこそ神社として知られている大鳥大社ですが、同じ敷地には行基開山のお寺「神鳳寺」があり、江戸時代にはむしろお寺としての知名度が高かったようです。

 

この謎を大鳥大社の禰宜(ねぎ)さんに尋ねてみると……。

「二文字の大鳥の方が古いのではないかと思われます。一文字の鳳は、周辺の人が神社に遠慮して使うようになったのではないでしょうか?」

とのことでした。

大鳥大社を敬うから「鳳」になったんですね。