【お仕事発見!南大阪の輝き人!】介護老人保健施設 真秀ら(まほら)【さかにゅー求人】

初夏の三国ヶ丘へやってきました【お仕事発見!南大阪の輝き人!】。今回は介護老人保健施設【真秀ら】(まほら)で働く2人の介護士の男性を紹介します。【真秀ら】は、やまと言葉の「まほろば(すばらしい場所)」から名付けたそうで、以前紹介した【フェリーチェ三国ヶ丘】のお隣にある同グループの施設になります。【フェリーチェ三国ヶ丘】も若い介護士が生き生きと働く魅力的な職場でしたが、さて【真秀ら】はどんな様子なのでしょうか?

■ユニットリーダーとして人間的に成長 岡田渉さん

▲ユニットリーダーの岡田渉さん。

 

まず1人目は介護士の岡田渉(しょう)さんです。同席された赤松尚史主任によると、岡田さんの役職は「ユニットリーダー」とのこと。聞きなれない役職名ですが、一体どんなお仕事なのでしょう。

――岡田さんが働く【真秀ら】は、どんな施設なのでしょうか?
岡田「【真秀ら】はいわゆる介護施設で、お体に何らかの障害がある方が、リハビリを受けてお家に帰ることができる流れを作る、その支援をしている施設になります。利用目的は利用者さんによってそれぞれあって、足の力が弱ってきたので改善したい方、病気などで長期的に日常生活に支障をきたしている方など、その方によってショートステイや入所を使い分けてこちらでサポートしています」
――ショートステイと入所の方の比率はどれぐらいなのでしょうか?
岡田「だいたいですが、ショートステイの方が3割、入所の方が7割ぐらいですね」
――リハビリを目的とした介護施設も多様化していると思うのですが、【真秀ら】の特徴はどのようなものがありますか?
岡田「ユニットケアを行っているユニット型の施設です。ユニットケアは、近年利用者さんとの関係性に注目して考えられたもので、その人にあったケアを少数規模で行うものです。【真秀ら】では、全室個室になっており、利用者さん10人をグループとしたユニットを一組として、看護・リハビリ・ケアが協力して対応します」
――なるほど。それで施設の方も10部屋ごとにエリアが区分されているのですね。
岡田「はい。多人数の利用者さんに一度に対処する施設ですと、ケアする側も入れ代わり立ち代わりで利用者さんと職員の個別の関係が作りにくい面があります。それに対してユニットケアは決まったスタッフで利用者さんを個別に見ることができるので、特に認知症の方に効果があるとされています」

 

 

――岡田さんが、介護士を目指されたのは何がきっかけだったのでしょうか?
岡田「私は子どもの頃から祖母によく可愛がってもらっていて、祖母には最後まで元気でいて欲しいのですけれど、祖母を助けるという意味で介護士を目指し専門学校へ行きました。専門学校では、介護の知識、技術、デスクワークも含めて学びました」
――では、専門学校を卒業後、【真秀ら】に就職されたのはどういう経緯ですか?
岡田「学校の授業の一環で参加した就職フェアで、【真秀ら】のことを知りました。お話を聞いてそのまま面接を受けて就職しました」
――就職されて何年目になるのですか?
岡田「えっと、何年目になりましたっけ?(赤松主任に確認をもとめる)」
赤松「今で7年目ですね。岡田は施設のオープニングからの一期生になるのです。だから(社会人として)【真秀ら】と同い年ですね」
――はじめての就職先がオープニングしたばかりの施設というのは、どうでしたか?
岡田「不安もありましたけれど、開所したばかりの職場で人間関係が出来ていないこともあって、スムースにいけた所もありました。年上の方たちには良くしてもらって、仕事もなんとかこなせました」

 

 

――このお仕事の大変さや面白さはどこにありますか?
岡田「人間と人間の仕事なので、100%正解がありません。失敗したらまた最初からやりなおして、積み重ねていくのが大変です。でも、結果的に利用者さんにも喜んでもらえたりすると嬉しいですね」
――具体的にはどんな努力をされていますか?
岡田「たとえば、認知症の方で夜間の徘徊をする方がいて、その原因がわからないということがあります。認知症といっても、全てを忘れるわけではないので、普段の様子やコミュニケーションから、安心感を持ってもらえる取り組みをします。利用者さんが写真が好きな方であったら、写真を一緒に見ながら昔の話をしていたりすると、本心を語ってもらえることもあるのです」
――コミュニケーションをとっていくにも、ユニットケアの利点が出そうですね。
岡田「ええ、ユニットケアは少人数なので、利用者さんとの緊密な関係を深めていくことが出来ます。この仕事では、この人にはこのやり方という決まった答えがなかなかありません。答えがない問題にぶつかって、自分の中では最善策を出しているのですが、うまくいかない時があります。そんな時は、他にも働いている職員がいますから、その利用者さんとその職員の関係性なら出来ることもあるのです。女性の利用者さんで男性が苦手という方でしたら、女性の職員に対応してもらったり、女性目線で意見を出してもらったりしています。性別の違い、経験の違い、関係性を含めて職員で協力しあってやっています」
――非常に細やかな対応をされているのですね。
岡田「はい。【真秀ら】も施設ではあるのですが、出来るだけ家に近い生活を提供したいという気持ちでいます。施設生活を円滑に、ちょっとでも楽しんで欲しいと思っているので、利用者さんが楽しそうにされているとホッとしますね」

 

 

――では、話変わって、岡田さんは職場としての【真秀ら】には、満足されていますか?
岡田「職場には不満はないですね。ユニットリーダーという立場もいただけていますし、先輩職員の指導もあってやってこれています」
――勤務体制や勤務時間はどうですか?
岡田「シフト面で言えば、可能な範囲で希望にそう形でシフトを組めます。家庭を持っている方、主婦の方もいますが、シフトへの配慮は出来ます。勤務帯は四つ、早出、日勤、遅出、夜勤とあって、みんなで協力して回しています。急な休みなどがあっても、助け合い、持ちつ持たれつの関係でうまくやっています。勤務は多いですが、個人的にはしんどいところはありません。僕も含めてオープニングからずっとやっている方も、ほとんどの方が辞めずに続いています」
――岡田さんは、今後のキャリア形成についてはどう考えておられますか? 職場からのキャリアアップのサポートなどはどうでしたか?
岡田「将来的にはケアマネージャーや生活相談員といった方向も考えていますが、まだ現場で動ける年でもあるので、急がなくていいと赤松主任からも言われています。ユニットリーダーになる時も、研修を受けさせてもらってユニットリーダーになるのに推奨されている資格をとりました。ユニットリーダーになって、どうやっていけばいいのだろうという不安はすごくありましたが、赤松主任のアドバイスもあって、失敗しながらもやっていけるのではないかと思いました。それまでは自分さえやっていればいい。自分がしっかりしていればいいと思っている人間でした。でも、ユニットリーダーという立場をもらって、他のスタッフのことも考えたり、今までとは違う考え方が出来るようになって、人間的に成長できたのではないかと思います」
赤松「岡田は実際、めざましい成長をしたと思います。今までは私へは相談ばかりだったのですが、最近は意見を言ってくれるようになりました。大きな成長だと思います」
――頼もしい右腕になったのですね。では、最後に岡田さんから見たこの職場の魅力をアピールするとなんでしょうか?
岡田「ユニット型というのが強い推しです。それは利用者さんだけでなくて、利用者、職員も含めて、幅広い年齢層で仲良く、うまくできる環境が整っているということです。それがユニット型の特徴で、ここのいいところだと思います」

 

■利用者から安心感を持たれる 塩谷顕さん

▲介護士の塩谷顕さん。

 

インタビューの2人目は介護士の塩谷顕(あきら)さんです。赤松主任によると、「塩谷は岡田の1つ下で、大卒の新卒で4年目になります」とのこと。岡田さんより更に若手の塩谷さんは、どんな介護士さんなのでしょうか?

 

――塩谷さんは、大学ではどんな勉強をされてきたのでしょうか?
塩谷「福祉関係の大学で社会福祉士を目指していました」
――なぜ福祉系の大学を志されたのですか?
塩谷「これからの社会は後期高齢社会で少子高齢化がずっと続いてくと思いましたので。また母親が介護関係で働いていて、その勧めもありました」
――大学で社会福祉士の勉強をしていて、介護士として就職となると、大きくは同じ福祉ジャンルですけれど、目指していた所とはずれがありますよね?
塩谷「当初は在宅を希望していて、施設という想像はなかったのですが、社会福祉士の就職は難しくて、まずは現場を知った方がいいかなと思ったのです」
赤松「塩谷に限らず、やはりどうしても現場を知らない人に対して相談業務を振りづらいということがあります。塩谷とも就職フェアで出会って、現場で知識を高めてからで(社会福祉士は)どうですかと話をしました」

 

 

――学生時代は想定していなかった介護士となり、現場の仕事をするようになったわけですが、実際やってみてどうでしたか?
塩谷「もちろん介護職は、俗にいう3Kの現場でしたので、それに苦戦して慣れるのにも時間はかかりました。でも、先輩たちがすごく優しくしてくださってなじむことが出来ました。強く怒られたこともあったのですが、泣き笑いしながらやってきました」
――どんなことで怒られたのですか?
塩谷「たとえば事故報告書の書き方とかです。記録の書き方で、私は世間知らずで、丁寧語も使えなかった」
――では、塩谷さんが働いていて感じるこの職場の魅力は何でしょうか?
塩谷「3Kも慣れてしまえば感じることはなくなりました。利用者さんに対しても会話のレベルを合わせないといけないだろうと偏見も持っていました。でも、コミュニケーションを取っていたら、人と人で喋っていて、こちらも褒められたら嬉しくなります。失敗したら反省しないといけないという面も出てきて、そんな所に気づけるのが魅力です」
――塩谷さんは、どんな時に褒められたりするのですか?
塩谷「車椅子からベッドへの移乗の時とかですね。たまに痛いとか言われた時に、どうすれば痛くないかを考えてやるようにしています。すると利用者さんから安心感があると言われるようになりました」
――利用者さんもお1人ずつ状態が違うでしょうから、一辺倒な対応では出来ませんよね。塩谷さんは現場の仕事に向いていたのではないですか?
塩谷「そうかもしれません」
赤松「そうだと思います(笑) 塩谷はユニットリーダーからの信頼も篤いですよ」

 

 

――塩谷さんは、将来はどんなキャリアを築いていきたいと考えていますか?
塩谷「これからの道は悩んでいます。在宅も少しは経験したいという気持ちがありますが、今の職場の雰囲気が良くて、働きやすいので辞めたくないと思っています」
――どういう所が働きやすいのですか?
塩谷「まず1か月の希望休がちゃんともらえる所です。休みの日のアクティビティの予定が立てやすいです。ゲームが趣味なので、1日ゲームをしている時もありますが、友達とフットサルに行くこともあるので助かっています。また、1年目もリーダーや先輩職員が、しっかり動きを見てくれて、仕事を教えてくれるのも助かりました。それも時間外じゃなくて、時間内に教えてくれる。残業も比較的少ないと思います。メリハリのあるいい環境だと思います」
赤松「利用者さんの緊急時以外に残業になってしまうのは、仕事に関する4つの分科会があって、レクリエーション、食事、排泄、入浴に分かれて勉強しています。それが月に一回30分の会議があるのですが、それぐらいでしょうか」
――自分の時間はしっかりとれる職場なんですね。
赤松「お仕事は、どこでも時間とお金の天秤だと思うのですが、うちは自分の時間をしっかりとれる職場です」
――赤松さんは結婚されているのですね。手当などはつきますか?
赤松「はい。扶養手当もついているので、やっていけています。私の立場で言うのも変ですが、満足はしています」
――塩谷さんは、どうですか?
塩谷「他の職場を知らないので、いいのか悪いのかわからないです。でも、給与はもっと欲しいですね(笑)」

 

■働きやすい職場を目指して

 

▲【真秀ら】の職場を立ち上げた赤松尚史主任。

 

2人のインタビューは終わりましたが、赤松主任にも少しお話を伺うことにしました。
――赤松さんは、【真秀ら】の立ち上げからかかわってこられたのですね。
赤松「はい施設がオープンするに際して声をかけていただいたのです」
――岡田さんからも塩谷さんからも、職場の環境がいい、働きやすいという意見が聞かれました。お互い助け合っている様子が窺えます。これは意図されていたのですか?
赤松「はい。前に勤めていた職場の反省もあって、ストレスが無い働きやすい職場を作ろうと考えました。そのためにマニュアルも必要最低限のものにもしました。その良し悪しはあるのですが、働きやすい職場になったと思います。岡田も言っていたように、開所から今まで辞めたスタッフは非常に少ないです。辞めた方も……全員が全員とは言いませんが……職場になじめずに辞めたという方はほぼ無かったと思います」
――かなり理想の職場になったのですね。
赤松「まだまだですが、お互いが助け合う職場になりました」

 

 

人間関係に注目してユニットケアというメソッドを取り入れた【真秀ら】。その理念を実現するためには、利用者だけでなく、職員同士の関係性も良好なものでなければならないでしょう。もちろん、理念を実現するのは簡単なことでは無いはずですが、インタビューに答えてくれたお2人が口を揃えて「働きやすい職場」と言うのは、しっかり結果が出ているということでしょう。
福祉の世界で働きたいと志されている方は、ぜひ【真秀ら】の現場を覗かれてみてはいかがでしょうか?

 

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さかマガ12月号 11/16発行!!
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