新しい職場になじむ方法! 意外に見られている、あなたの言動。

 

コロナウィルスの影響で、入社したものの自宅待機になったり、内定取り消しになって不安を抱えたままの方もおられるようです。ただでさえ新しい環境で働くことは、ストレスがかかりますよね。
働き始めて間もない頃は、目の前の仕事で手いっぱいですが、少し慣れてきたこの時期に、良い人間関係を築けているかどうかが、今後の快適なお仕事ライフに影響してきます。

入社や異動で職場が変わるとき、「新しい職場には、どんな人がいるのだろう?」「うまくやっていけるかしら?」と不安になるのは当然です。
既に強固なグループができていたり、メンバー間での力関係もキャラクターもわかりません。あなたは新人なので、最初は気をつかってもらえます。でも、だんだんと人間関係が見えてくると、悩んでしまう場面が増えてくるかも。

職場の先輩たちは、あなたの何げない行動を見ています。あなたは当たり前のことをキチンとやればいいんです。今ならまだ間に合います。勤め始めて時間が経っていて、人間関係で悩んでいる方も、自分の行動を振り返ってみませんか。

元気に挨拶できてますか?

職場の人間関係づくりで最も大切なのは挨拶です。どちらか気づいたほうが先にすればよいのですが、既にいる社員には「新人の方から挨拶をするものだ」という考えがあるので、恥ずかしいと思っていてはダメ。新人のあなたから先に挨拶できたら、こちらの「勝ち」といえるでしょう。挨拶を返してくれない無愛想な先輩もいるでしょうが、気にしないでおきましょう。

挨拶は社会人としての礼儀ですが、もうひとつ「あなたの存在を知ってもらう」という役目があります。新人のあなたを知っている先輩は少ないですし、新人が来ることは知っていても名前を知られていない場合も。慣れてきたら、挨拶だけでなく一言プラスすることで会話も広がります。
挨拶が苦手な人でも、出社時と退社時、挨拶のチャンスが2回あります。声を出すだけでも気持ちがいいですよ。

同僚より早めに出勤しよう!

「早起きは苦手」というあなたも、ちょっと早めに出社してみましょう。仕事前のこの時間帯は先輩や上司もリラックスしているので、会話も弾みやすいですよ。話の内容も趣味や遊びになることが多いので、良好なコミュニケーションを図るチャンスでもあります。

遅めに出勤してしまうと、既に出勤している人たちが会話を始めてしまっています。新人のあなたは、その会話に入っていくのは難しいですよね。しかし早く出勤して同僚を待っていれば一対一で会話できるので、人間関係がまだ築けていない状態でも、スムーズにコミュニケーションできます。
また早めの出勤は、仕事に対する意識の高い人だという印象を、先輩や上司に持ってもらえる効果もありますね。

職場での会話のネタ、ベスト5!

人とのコミュニケーションがうまくできないと、職場になじむのには時間がかかりますよね。コミュニケーションで重要なのは会話です。しかし、まだそれほど親しくなっていない時期に、あまりプライベートな話題は無理ですよね。職場での会話といっても、どんなことを話していいのか、新人にとっては困りますね。

そこで、新人のあなたが職場で使える会話のネタをご紹介します。

1 入社してから何年になられますか?
2 仕事を早く覚えるコツはありますか?
3 どこから通っておられるのですか?
4 仕事でここが分からないのですが。
5 1年のうち、仕事が忙しい時期はいつですか?

まだ人間関係がうまく築けていない場合は、こういった話題がおススメです。
どれも質問する内容なので、相手に答えてもらえます。直接仕事に役立つ内容もありますが、人間は相手との共通点を見つけると親しみが増すもの。自宅が近くだと分かっただけでグッと距離感が縮まります。また大抵の人は「他人にものを教えると気持ちよくなる」ので、こういった質問をすると喜んで答えてくれますよ。

さらに部署の飲み会や、バーベキューなどのレクリエーション行事には積極的に参加しましょう。まずこういった場所で人間関係を築いて、会話が弾む仲にしておくといいですね。

スマホばっかりいじってませんか?

休憩時間や待ち時間にスマホをいじるのは、あまりおススメできません。なぜならスマホに夢中になっているあなたは、先輩や上司にはとても話しかけづらく感じてしまいます。特に年配の上司の中には、スマホをいじるのを良く思わない人も多くいます。
ですから、昼休みなどの休憩時間は、できるだけ先輩や上司に話しかけるようにしましょう。スマホばかりいじっていると、話しかけてもらえるチャンスを失ってしまうかもしれません。

もちろん休み時間ですから自由に過ごしてもかまいません。必要なメールチェックなどはOKです。けれどスマホのゲームやメールに熱中して周りを無視してしまう姿は、仕事への熱意が足りない人間と判断される恐れもあります。

必要以上に言い訳をしていませんか?

仕事をしていると「ミスが多い」「まだ出来ていないのか」「なぜ勝手にやったのか」など、上司や先輩に注意される場面もあるでしょう。そんな時、「あ、それは○○という理由で出来ませんでした」「いや、それは……」と言い訳をしたくなりますね。
しかし職場の人たちは、この言い訳に聞き耳を立てていて、不愉快に感じているのです。
子どもの頃には親や教師に「だって○○なんだもん」と言い訳していたものですが、社会人になって職場でやってしまうのはNGです。

職場はプライベートで遊びにくる場所ではない、ということが分かっていれば、言い訳は出来ないはず。もし注意された時は、何はともあれ「すみません」とあやまりましょう。素直にあやまることが出来る人は、職場での評価も高くなります。
職場であやまるのは、仕事をスムーズに進めるための挨拶ぐらいに考えてください。もちろん指摘されたことについては真摯に受け止めて、改善することも忘れずに。

自分に原因が思いあたらない場合は…

本人には仕事上の問題がなくて、普通にコミュニケーション能力があるのに、職場になじめない場合、職場の環境のほうに問題があるかもしれません。
無理難題を言う上司や、冷たい先輩などに気に入られないと、不必要に疎外されてしまい、職場になじめないと悩んでいる人もおられるかも。
業務上の接点がない場合は「触らぬ神に祟りなし」と放っておいても大丈夫ですが、そうでない場合は理不尽だと思っても、あなたからの歩みよりが必要です。

もちろん不愉快だし納得できないですよね。けれど問題がある先輩や上司に対して、あなたは何の対応もしてないのでは? 業務をスムーズに運ぶための「大人のスキル」として、そういう人への対応を学んでおきましょう。
毎日当たり前にやっている業務でも、人に教えるのはなかなか難しいもの。先輩も初めて教える立場になって苦労しているかもしれません。自分の仕事をこなしながら、新人を指導していると、ついイライラしたり、後回しにしてしまいがちです。

先輩や上司も初めて接するあなたに緊張しているのです。普段からいろいろなことを職場の人に、相談するようにしておき、時には勇気を振るって苦手だと思う人にも相談してみると、案外力になってくれるかもしれませんよ。
ただし、あまりに理不尽な場合は、自分だけで抱え込まず、上司や信頼できる人に相談してください。心身の健康を害してまで、我慢する必要はありません。

まとめ

だれでも新人の間は、見ず知らずの人たちの輪に入っていくことになります。特に職場の雰囲気や人間関係については、心配してしまいますよね。けれど楽しい職場になるかどうかは、あなたの言動次第。ご紹介した方法はどれも簡単なことばかり。基本は会話によるコミュニケーション。会話のきっかけとなる「挨拶」、なじもうとする「態度」、仕事に対する「姿勢」を見直して、良好な人間関係を築いてください。

 

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