堺東の北エリアにある洋風居酒屋の『Cheers』さんは昨年オープンしたばかりのお店。なにやら、今注目の特別なグルメメニューが人気との噂を聞きつけて訪ねてみました。
カウンターがメインで、小さめのテーブルが2つ、奥にもテーブル席といった店内。大きなモニターにはライブ映像が映っています。
「70年代の音楽が好きなので、ライブ映像を良く流しているんですよ」
というのはオーナーの岩本さん。ちなみに店名の「Cheers」は岩本さんが、アメリカのボストンで行った名店の名前にちなんでのもの。映画にも良く登場するお店なのだとか。
では、洋楽好きの岩本さんオススメの洋風メニューとは一体?
最初のオススメはこれ。
「ベーコンカマンベール」
バルスタイルで音楽を聴きながら、お酒のあてに楽しむお店らしい一品ですね。
塩気と脂のあるベーコンに濃厚なカマンベールがマッチしますね。ビールできゅっといくも良し、キツい洋酒で楽しむのもいいかもしれません。
しかし、今日の目的である注目のメニューは他にありました。
それがこちらのビーフシチュー。それもただのビーフシチューではありません。かつて日本海軍が将校向けに出していたというビーフシチュー。海軍カレーならぬ、「海軍ビーフシチュー」なのです!
(京都府)舞鶴市は、元々軍港のまちです。舞鶴市のホテルアマービレ舞鶴さんがリニューアルして、昨年オープンさせたホテル隣接のレストラン「松栄館」は、元々海軍御用達の旅館だった建物を改修したもの。
そして、シェフが某有名調理学校の先生たちと協力して「海軍割烹」を復活させたのだそうです。TVで取り上げられたこともあり、舞鶴では海軍カレーブームが巻き起こっているとか。
岩本さんは縁があって、海軍割烹の中から「海軍ビーフシチュー」を提供してもらうことになったのだそうです。
さっそくいただいてみました。
ビーフとスープだけのシンプルな一品。スープはさっぱりしているけれど、味わいはしっかりとしています。ビーフもいくつかの部位を使っているようで、食感が少し違う肉のバラエティが楽しめました。
海軍の食事といっても、将校向けだけあって、高級感がありますね。
ディナーの一品としてもいいし、ワインには合いそう。またランチにもぴったりではないでしょうか!?
「ランチもいずれやりたいのですが、スタッフに余裕がなくて、まだ無理なんです」
それはもったいない。『Cheers』さんで働きたいという方は、一度連絡をとってみては!?。
※※お店データ※※
店名:Cheers
電話:072-275-6698
住所:堺区南花田口町1-1-17
営業時間:17:00~
定休日:火曜日