堺市中区・ひだまりこども診療所
堺市中区新家町にある「ひだまりこども診療所」は、みんなが集うあたたかい診療所です。
明るくあたたかみのある診療所でやさしい先生とスタッフがお待ちしております。
院長先生コメント
子どもたちの日常生活により近い場所で、身体や心が健やかに育っていくお手伝いをしたいと思い、ひだまりこども診療所を開設させて頂きました。
ひだまりにはいろいろな生き物が集まって成長していく場所、またあたたかくみんながほっこりとのんびり安らげる場所であるというイメージがあります。
これから無限の未来を持つ子ども達が笑顔で健やかに成長出来るよう、また子どもたちを取り巻く私たち大人たちも子どもたちと一緒に成長できるよう、これからどうぞ宜しくお願い致します。
ひだまりこども診療所の特徴
小児神経専門医、小児感染症認定医による診察で小児科で受診の多い疾患をカバー
日本小児神経学会小児神経専門医、日本小児感染症学会小児感染症認定医である院長が、幅広い疾患・症状の診療を行います。豊富な経験と知識を活かした正確な診断によって、病気の早期発見・早期治療に努めます。
臨床心理士が在籍。他職種との協力した発達障害診療
人の“こころ”の問題の専門家である臨床心理士によるカウンセリングや発達検査が受けられます。発達障害が疑われる場合には、他職種と連携して適切な診療を行っていきます。
医療的ケア児、発達障害児など支援が必要な方に対して学校・地域との連携
必要・ご希望がある場合には、学校や地域とも連携いたします。医療的ケアを必要とするお子様、発達障害のあるお子様、そしてそのご家族の安心を当院が支えます。
おしえて!せんせい Q&A
インフルエンザが今年度も猛威を振るっています。
例年に比べても流行が急速に広まっており、12月の最終週は全国的にも一医療機関42.66と警報開始の30以上を大きく上回っており、まだまだ警戒が必要な状況になっています。
また、小児神経科医の中の報告ではありますが、例年になく脳炎・脳症を起こす患者数が多く、2023年の一年間と同様の報告数になってきているとのお話もあります。
これは2009年に流行した感染力の強いインフルエンザが流行していることが一つの原因になっています。また、コロナワクチン以降で副反応を懸念してワクチン未接種者が増えていることにも関連している印象です。
脳炎・脳症に関してはワクチン未接種者のみに発症していることを考えると、重症化を防ぐ意味でワクチンを打っておきたいところです。
ところでクリニックでも良く上記の質問をされます。
結論としてはインフルエンザウイルスは一種類だけでなく、2024年時点で流行する可能性があるインフルエンザが数種類(A型2種類、B型2種類)あり、一度罹患しても他のインフルエンザにかかる可能性があるため、一度罹った後もワクチンで予防する意味はあります。
現在作られているインフルエンザワクチンは、注射のワクチンでA型2種類(pdm09型, A香港型)B型2種類(ビクトリア系統、山形系統)の4種類、点鼻の生ワクチンでB型の山形系統を除く3種類のインフルエンザに対するワクチンとなっています。
生ワクチンで一種類少ないのは2020年のコロナ禍以降山形系統の流行が出ていないこと、2023年よりWHOが山形系統を抜くように推奨していること、またある程度山形系統にも効くことがわかっているからです。
インフルエンザワクチンで罹患すること自体は回避できないことも多いですが、重症化すると命の危険もあるため、できる限り予防してもらえることを願っています。
急な病気で心配なこと、ちょっと気になることがあればお気軽にご相談ください。
予約や予防接種のことを詳しく知りたい方は→https://www.hidamari-child.com/vaccination/