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【堺市・小児科】長引く子どもの咳、受診の目安は?肺炎・喘息との違いを専門医が解説|さかにゅー独占取材!

堺市で子育て中のパパ・ママへ。

季節の変わり目、お子さんの「コンコン」という咳が続くと、夜中に何度も起きてしまい、親御さん自身も睡眠不足でつらいですよね。

単なる風邪の咳なのか、それとも肺炎や喘息などの子どもの病気が隠れているのか、判断に迷うこともあるでしょう。

さかにゅー編集部が、読者の不安を和らげるために、堺市中区にある「ひだまりこども診療所」の藤田賢司院長(けんじ先生)に独占取材。

小児科専門医の視点から、長引く咳の原因と受診の目安を専門的知見と豊富な経験をもとに解説してもらいました!

2週間以上続く咳は要注意!子どもの咳が長引く主な原因とは?

咳は、ホコリやウイルスなどを体外へ出そうとする「防御反応」です。

しかし、一般的に2週間以上続く場合は、風邪(急性上気道炎)以外の原因も疑う必要があります。

長引く咳で特に注意すべき子どもの病気

  • 気管支喘息(ぜんそく) アレルギー性の病気で、夜間明け方に咳が出やすくなるのが特徴です。
  • 咳喘息(せきぜんそく) 喘息の前段階とも言われ、風邪の後などに咳だけが長引きます
  • 副鼻腔炎(ちくのう症) 鼻水が喉に落ちる(後鼻漏)ことで咳が出ます。
  • 百日咳(ひゃくにちぜき) 特徴的な激しい咳発作が長く続きます。乳児では重症化のリスクがあります。
  • マイコプラズマ肺炎・クラミジア肺炎 比較的、痰の絡まない乾いた咳が長く続きます。
  • 誤飲・異物吸引 急に咳が出始めます。長引く場合は、小さな異物を吸い込んでいる可能性も。
【さかにゅー編集部の補足情報】
一般的に、風邪による咳は2週間以内には治まっていくことが多いとされています。
それ以上続く場合は、上記の病気の可能性を専門的に判断する必要があります。

親御さんが今すぐできる!家庭での「咳の対処法」

お子さんのつらさを和らげ、症状を悪化させないために、家庭でできることがあります。

  • 湿度管理の徹底 部屋の湿度は50〜60%に保ち、喉の乾燥を防ぎましょう。乾燥は咳を誘発します。
  • 水分補給 咳で体力を消耗するため、こまめに水分補給を行い、喉を潤しましょう。
  • 姿勢の工夫 寝るときに、枕などで上半身を少し高くしてあげると、咳が楽になる場合があります。
  • 受動喫煙の回避 タバコの煙は気道を刺激し、咳を悪化させる最大の原因の一つです。

絶対に見逃せない「緊急受診サイン」と判断基準

堺市のパパ・ママへ。以下の症状が見られる場合は、迷わずすぐに小児科を受診してください。これは小児科医からの最も大切なお願いです。

  • 呼吸困難のサイン(陥没呼吸)
    • あばら骨の間や喉の下がへこむ「陥没呼吸」がある
    • 肩で息をしている
    • 赤ちゃんの胸の動きがいつもと違う(激しく上下する)
  • 変な呼吸音が聞こえる 「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった喘鳴(ぜんめい)が聞こえる。
  • 唇や顔色が悪い チアノーゼ(唇が紫色になる)が出ている。
  • 機嫌が悪い・ぐったりしている 活気がなく、飲食もままならない状態。
  • 咳が2週間以上続く 特に夜間に激しい咳が続く場合は、百日咳咳喘息などを疑い、専門的な検査が必要です。

まとめ:「いつもと違う」と感じたら、堺市の小児科専門医へ

たかが咳と思わず、「いつもと違うな」と感じたら、それはお子さんからのSOSかもしれません。

夜間の急な症状で心配なときは、まずはひだまりこども診療所のホームページを確認するか、すぐに予約をしましょう。

お子さんのつらさを早く取り除けるよう、全力でサポートします!

ひだまりこども診療所 公式サイトはこちら

「ひだまりこども診療所」の基本情報

ひだまりこども診療所
[住所]大阪府堺市中区新家町766番地7
[診療科目]小児科、アレルギー科
[アクセス]南海電気鉄道高野線 白鷺駅より徒歩約9分
[駐車場]あり(駐車場60台完備・駐輪場完備)
[電話番号]072-349-7421
[公式サイト]https://www.hidamari-child.com/
 

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