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【堺市中区・小児科】ASD(自閉スペクトラム症)の特性って?おしえて!けんじ先生!|ひだまりこども診療所

新しい園や学校での集団生活が始まると、「お友達との関わり方が少し独特かも?」「急な予定変更が苦手そう」「特定のことへのこだわりが強い気がする…」など、お子さんの発達について気になる瞬間があるかもしれません。

「言葉がゆっくり」
「集団行動で疲れやすそう」
「同じ遊びを繰り返す」
「人との距離感が独特に感じる」

そんな様子に、不安や戸惑いを感じる保護者の方も少なくありません。

今回は、堺市中区の「ひだまりこども診療所」の小児科専門医、藤田賢司先生(けんじ先生)に、ASD(自閉スペクトラム症)の特性や、子どもとの関わり方について分かりやすく教えていただきました。

※本記事は、日本小児科学会の指針に基づき、けんじ先生の執筆および監修のもとお届けしています。

【出典・参考資料】
■一般社団法人 日本小児神経学会「Q94:神経発達症にはどのような疾患が含まれますか?」
■厚生労働省「みんなのメンタルヘルス総合サイト」
■日本小児科学会「発達障害の診療に関する提言」

ASD(自閉スペクトラム症)ってどんな特性?

ASD(自閉スペクトラム症)は、「コミュニケーションや対人関係の特性」と、「興味や行動の偏り・強いこだわり」を特徴とする神経発達症のひとつです。

ただし、特性の現れ方には大きな個人差があります。

「これがあるからASD」と単純に決められるものではなく、その子によって困りごとも違います。

幼児期には、次のような様子から発達相談につながることがあります。

・視線が合いにくい
・指差しが少ない
・言葉の発達がゆっくり
・表情が乏しく見える
・お友達との関わりが苦手
・特定の遊びや興味に強く集中する

また、ASDのお子さんでは「感覚の特性」が見られることも少なくありません。

たとえば、

・大きな音を極端に嫌がる
・服の素材に強いこだわりがある
・偏食が強い
・特定のにおいが苦手
・人混みで疲れやすい

といった「感覚過敏」が見られることがあります。

一方で、痛みや暑さ、のどの渇きなどに鈍感なケースもあります。

こうした特性は「わがまま」ではなく、本人にとって強いストレスや不安につながっている場合があります。

また、ASDは育て方や愛情不足が原因で起こるものではありません。保護者の方がご自身を責める必要はありません。

急な予定変更で強く不安になる理由とは?

ASDの特性があるお子さんは、急な変化予想外の出来事が苦手な場合があります。

たとえば、

・予定変更で強く混乱する
・いつもと違う道を嫌がる
・ルールが変わると不安になる

といった様子が見られることがあります。

これは単なる「頑固さ」ではなく、「見通しを立てることの難しさ」が関係している場合があります。

周囲から見ると小さな変化でも、本人にとっては大きな不安につながることがあるんです。

だからこそ、「なんでできないの?」ではなく、「何が不安なんだろう?」という視点で関わることがとても大切です。

「早く診断すること」が目的ではありません

ASDについて、一番お伝えしたいのは、「早期に診断名をつけること」を目的にするのではなく、早期に特性を理解し、その子に合った支援や療育につなげることが重要だということです。

保護者の方の中には、「診断されるのが怖い」と感じる方もいらっしゃいます。

でも、相談することは、必ずしも「診断を確定する」という意味ではありません。

お子さんが何に困っていて、どんな環境なら安心できるのかを一緒に考えることが、早期相談の大切な目的です。

たとえば、

・見通しを伝える
・環境を整える
・感覚刺激を減らす
・関わり方を工夫する

といった周囲の理解や工夫で、お子さんが過ごしやすくなるケースはたくさんあります。

また、必要に応じて療育やカウンセリング、発達をサポートするトレーニングにつなげることで、子ども自身の「生きづらさ」を軽減できる可能性があります。

子どもは発達の途中にいます。今見えている姿が、そのままずっと続くとは限りません。

だからこそ、「困った子」として見るのではなく、「困っていることがある子」として理解し、早めにサポートしていくことが大切だと思います。

保護者の方自身が「どう接したらいいんだろう」と悩み続ける負担を軽くするためにも、専門家へ相談することには大きな意味があります。

まとめ|堺市で発達の相談なら、小児科専門医「ひだまりこども診療所」

日々の関わり方や環境の工夫が、お子さんの自信や自己肯定感につながります。一人で悩まず、専門家に相談することも選択肢の一つです。

堺市中区のひだまりこども診療所では、発達に関するご相談も受け付けています。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

ひだまりこども診療所 公式サイトはこちら

「ひだまりこども診療所」の基本情報

ひだまりこども診療所
[住所]大阪府堺市中区新家町766番地7
[診療科目]小児科、アレルギー科
[アクセス]南海電気鉄道高野線 白鷺駅より徒歩約9分
[駐車場]あり(駐車場60台完備・駐輪場完備)
[電話番号]072-349-7421
[公式サイト]https://www.hidamari-child.com/
 

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