鮮度100%!堺・南大阪の『今』をあなたのスマホへ直送!

【堺市中区・小児科】朝起きられない、立ちくらみがつらい…起立性調節障害(OD)かも?症状と家庭でできる対策|ひだまりこども診療所

子育て中の保護者の皆さま、こんにちは。さかにゅー編集室です!

夏休みが終わり、新学期がスタートしましたね。この時期、お子さんの朝の様子に違和感を覚えることはありませんか?

朝何度声をかけても起きられない立ち上がるとフラフラする午前中はしんどそうなのに夕方になると元気になる……。

そんな様子を見て、「夜更かしのせい?」「学校に行きたくないだけ?」と戸惑う保護者の方もいるかもしれません。

実は、その症状の背景に「起立性調節障害(OD)」が隠れていることがあります。

起立性調節障害は、自律神経の働きがうまくいかず、立ち上がった時などに血圧や心拍数の調整がうまくできなくなることで、さまざまな体調不良が現れる病気です。

特に思春期の子どもに多く、朝や午前中に症状が強く、午後になると少しずつ元気になるのも特徴の一つです。

今回は、堺市中区にある「ひだまりこども診療所」の院長・藤田 賢司先生(けんじ先生)に、起立性調節障害の特徴や、お家でできる対策、保護者の関わり方について分かりやすく教えてもらいました!

※本記事は、公的機関や学会が発信する信頼性の高い情報に基づき、けんじ先生の執筆および監修のもとお届けしています。

起立性調節障害(OD)ってどんな病気?

私たちの体には、立ち上がった時にも血圧や心拍を調整して、脳や全身への血流を保つ仕組みがあります。

この調整を担っているのが「自律神経」です。

起立性調節障害では、この自律神経の働きがうまくいかず、立った時などに血圧が下がったり、心拍数が大きく変化したりすることで、さまざまな症状が現れます。

よく見られる症状としては、

・朝なかなか起きられない
・立ちくらみやめまいがある
・長く立っていると気分が悪くなる
・頭痛や腹痛がある
・体がだるい、疲れやすい
・食欲が出ない
・動悸や息苦しさを感じる
・午前中は調子が悪く、午後から元気になる

…などがあります。

症状の種類や強さには個人差があり、毎日同じように現れるとは限りません。

「朝起きられない=怠け」ではありません!

起立性調節障害で特に誤解されやすいのが、朝は起きられないのに、夕方になると元気になるという症状です。

朝は学校へ行けないほどしんどそうだったのに、夕方になるとゲームをしたり、家族と普通に話したりしている。

そんな姿を見ると、本当は学校に行けたのではないか、気持ちの問題ではないかと思ってしまうこともあるでしょう。

でも、起立性調節障害は本人のやる気や根性で解決できるものではありません。本人も起きたいのに起きられず、体が動かないと悩んでいることがあります。

まずは周囲が、体の不調による症状かもしれないと理解することが大切です。

もしかしてOD?お子さんの様子をチェックしてみましょう

次のような症状が続いていないか、普段のお子さんの様子を振り返ってみましょう。

①朝起きるのがとてもつらそう
十分に眠っているはずなのに起きられない、起きても午前中はぼーっとしているなどの様子が見られます。

②立ち上がるとフラッとする
急に立った時にめまいや立ちくらみがしたり、長時間立っていると気分が悪くなったりすることがあります。

③頭痛や腹痛、強いだるさがある
頭痛や腹痛、倦怠感など、一見すると起立性調節障害とは結びつきにくい症状が出ることもあります。

④午後になると調子がよくなる
朝から午前中にかけて強かった症状が、午後から夕方になると軽くなることがあります。

ただし、これらに当てはまるからといって、自分で起立性調節障害と判断することはできません。貧血など、別の病気でも似た症状が現れることがあります

症状が続いて生活に影響している時は、小児科などの医療機関で相談してみましょう。

病院ではどんなことを調べるの?

起立性調節障害が疑われる場合、症状の出方や生活の様子などを詳しく確認します。

さらに必要に応じて、ほかの病気が隠れていないかを調べるための検査を行います。

起立性調節障害の診断では、横になっている時と立ち上がった後の血圧や脈拍の変化を見る「新起立試験」などが行われます。

ひだまりこども診療所でも、専用の血圧計を使用しながら、お子さんの症状や生活状況を含めて診察しています。

お家でできる!起立性調節障害への対策

起立性調節障害では、毎日の生活を少しずつ整えることも大切です。

①ゆっくり立ち上がる
横になっている状態や座っている状態から急に立ち上がると、立ちくらみなどが起こりやすくなります。朝、ベッドから起きる時などは特に、慌てずゆっくり体を起こしてみましょう。

②水分を意識してとる
体内を循環する血液量を保つためにも、十分な水分をとることが大切です。目安として1日1.5~2L程度の水分摂取が勧められることもあります。また、適度な塩分をとることが治療の一つになる場合もあります。
ただし、必要な水分や塩分の量は年齢や体格、持病などによって異なります。持病がある場合や治療中の場合は、必ず主治医の指示に従ってください。

③無理のない範囲で体を動かす
しんどいからといって一日中横になっている状態が長く続くと、体力や筋力が落ちてしまうことがあります。体調の良い時間帯に散歩するなど、無理のない範囲で少しずつ体を動かしてみましょう。「今日はこれだけできた」と、お子さん自身が続けられる範囲で取り組むことがポイントです。

④睡眠リズムも少しずつ整える
起立性調節障害では、朝は調子が悪いのに夜になると元気になるため、どうしても生活時間が後ろにずれやすくなります。睡眠時間を確保し、寝る直前までスマートフォンやゲームを続けることを控えるなど、できるところから生活リズムを整えていきましょう。

ひとりで抱え込まないで!周りと一緒に支えるポイント

家庭では一番の理解者に

毎朝起きられず遅刻や欠席が増えると焦ってしまいますが、思うように動かない体に一番苦しんでいるのはお子さん自身です。

無理に起こそうとしたり責めたりせず、家庭では味方でいてあげましょう。体調が良い時間帯に、困っていることをゆっくり聞いてあげるのもおすすめです。

学校と一緒に無理のない過ごし方を考える

「毎朝同じ時間に登校させなければ」とご家庭だけで抱え込む必要はありません。

体調に合わせて登校時間を調整したり、保健室を利用したりするなど、学校と相談しながら過ごし方を考える方法もあります。

本人の体調や困りごとを、担任の先生や養護教諭などと共有しておくことで、学校生活の負担を減らせることもあります。

受診・相談は、体調を整えるための第一歩です

起立性調節障害に似た別の病気が隠れていることもあるため、「朝起きられないくらいで…」と迷わず、小児科などの医療機関へご相談ください。

生活習慣の調整に加え、環境調整やお薬など、その子に合ったサポートを受けられます。

起立性調節障害と診断された場合も、治療は一つではありません。

生活習慣の調整を基本に、必要に応じて薬による治療や学校との環境調整、心理面のサポートなどを組み合わせながら、その子に合った方法を考えていきます。

まとめ|家庭・学校・医療機関と連携しながら見守りましょう

「朝起きられない」という様子だけを見ると、つい生活習慣や本人の気持ちの問題だと考えてしまいがちです。

でも、その背景には起立性調節障害など、体の不調が隠れていることがあります。

大切なのは、「怠けている」と決めつけず、まず本人が感じているつらさに目を向けること。

そして、お家でできる生活の工夫を続けながら、必要に応じて学校やかかりつけ医、専門の医療機関などとつながっていきましょう。

堺市中区の「ひだまりこども診療所」でも、起立性調節障害の診察や検査に対応しています。

気になる症状が続いている時は、お子さんとご家族だけで抱え込まず、身近な相談先を頼ってみてくださいね。

ひだまりこども診療所 公式サイトはこちら

「ひだまりこども診療所」の基本情報

ひだまりこども診療所
[住所]大阪府堺市中区新家町766番地7
[診療科目]小児科、アレルギー科
[アクセス]南海電気鉄道高野線 白鷺駅より徒歩約9分
[駐車場]あり(駐車場60台完備・駐輪場完備)
[電話番号]072-349-7421
[公式サイト]https://www.hidamari-child.com/
 

※当サイトの一部記事にはアフィリエイトによる収益を得ているものがあります。
※店舗情報、記事内に掲載している商品内容、価格などは取材時点のものとなります。
※最新の情報は各店舗にご確認ください。
※来店される際は、感染防止対策等のご協力をお願いいたします。