堺市中区・ひだまりこども診療所
堺市中区新家町にある「ひだまりこども診療所」は、みんなが集うあたたかい診療所です。
明るくあたたかみのある診療所でやさしい先生とスタッフがお待ちしております。


院長先生コメント
子どもたちの日常生活により近い場所で、身体や心が健やかに育っていくお手伝いをしたいと思い、ひだまりこども診療所を開設させて頂きました。
ひだまりにはいろいろな生き物が集まって成長していく場所、またあたたかくみんながほっこりとのんびり安らげる場所であるというイメージがあります。
これから無限の未来を持つ子ども達が笑顔で健やかに成長出来るよう、また子どもたちを取り巻く私たち大人たちも子どもたちと一緒に成長できるよう、これからどうぞ宜しくお願い致します。
ひだまりこども診療所の特徴
小児神経専門医、小児感染症認定医による診察で小児科で受診の多い疾患をカバー
日本小児神経学会小児神経専門医、日本小児感染症学会小児感染症認定医である院長が、幅広い疾患・症状の診療を行います。豊富な経験と知識を活かした正確な診断によって、病気の早期発見・早期治療に努めます。
臨床心理士が在籍。他職種との協力した発達障害診療
人の“こころ”の問題の専門家である臨床心理士によるカウンセリングや発達検査が受けられます。発達障害が疑われる場合には、他職種と連携して適切な診療を行っていきます。
医療的ケア児、発達障害児など支援が必要な方に対して学校・地域との連携
必要・ご希望がある場合には、学校や地域とも連携いたします。医療的ケアを必要とするお子様、発達障害のあるお子様、そしてそのご家族の安心を当院が支えます。
おしえて!せんせい Q&A
夏が近づくと、クリニックには「蚊に刺された」というご相談が増えてきます。
特にお子さまの場合、刺されたところが大きく腫れたり、水ぶくれになったりしてしまうこともあります。掻きむしってしまうと「とびひ」になることもあるので、注意が必要です。
一方で、大人は比較的軽い症状で済むことが多いので、「こんなに腫れるの?」と驚いて受診される方もいらっしゃいます。
【蚊に刺されたときの反応の違い】
生後間もない赤ちゃんのうちは、蚊に刺されてもあまり腫れないことが多いですが、成長とともに、数時間後に赤く硬く腫れる「遅発反応」が出てくるようになります。これが数日続くのが一般的です。
一方、生涯で蚊に刺される回数が増えた人は、すぐに腫れて数時間でおさまる「即時反応」が現れるようになってきます。
幼稚園~小学生くらいまでは、「遅発反応」と「即時反応」の両方が見られますが、成長するにつれて遅発反応がなくなり、大人になると即時反応だけとなります。そのため、大人では腫れても比較的早く治まるのに対し、子どもは腫れが長引くことで「蚊に刺されるとすごく腫れる」と感じることが多いのです。ちなみに、さらに高齢になると刺されてもあまり反応が出なくなる人もいます。
★とびひに注意!★
お子さまの場合、まれに水ぶくれになったり、掻いたところから菌が入って「とびひ」になったりすることも。症状が重いときは、早めに医療機関を受診し、軟膏などでしっかり対処してあげましょう。
【蚊刺されにならないための予防策】
できるだけ蚊に刺されないようにすることが一番の対策です。以下のポイントを参考に、対策を講じましょう。
■ 蚊の活動時間をチェック
朝と夕方は、蚊の活動がとても活発です。この時間帯は、公園、草むら、水たまり、竹藪、雑木林など蚊の生息が多い場所への行くことを控えることが望ましいです。
■ 体温管理と衛生対策
蚊は体温や汗のにおいに引き寄せられます。体を冷やして体温を下げ、汗はこまめに拭きましょう。シャツや靴下を定期的に替えることも有効です。また、肌の露出を避けるために、長袖・長ズボンの着用もおすすめです。
■ 虫除け剤の活用
市販の一般的な虫よけスプレーには、次のような成分が含まれています。
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DEET(ディート):昔から使われている成分で、広範囲の虫に効果があり、一回の使用で長時間効果が持続します。ただし、皮膚炎や神経障害のリスクが報告されており、特に生後6か月未満の子どもには使用できません。また、使用回数や濃度(10%以下)にも制限があり注意が必要です。
- イカリジン:蚊、ブユ、アブ、マダニに有効な成分で、肌への刺激が少なく、年齢制限や使用回数の制限もありません。
★日常のお出かけなどにはイカリジンを、山やキャンプではDEETを使うなど、場面に応じて使い分けるのがおすすめです★
お子さんの蚊刺されは、大人とは反応が違うため、強く腫れてびっくりしてしまうこともあると思いますが、正しく対応すれば心配ありません。
上手に対策を講じ、快適で安全な夏を楽しんでくださいね!
急な病気で心配なこと、ちょっと気になることがあればお気軽にご相談ください。
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