こんにちは!さかにゅー編集室です。
今回は、3月1日(日)、南海本線「堺」駅からすぐの「さかい利晶の杜」にて、開館10周年の最後に記念すべきイベントが開催されました。
「利休忌」にあたる3月、千利休ゆかりの地・堺で、伝統と革新がぶつかり合う「アート茶会」を
【さかい利晶の杜×古賀崇洋 コラボレーションアート茶会(茶の湯体験)】として開催。

万博で大絶賛された体験が、堺の街へ「レガシー」として戻ってきました。
その驚きの内容をレポートします!
万博の感動を堺で!
2025年の大阪・関西万博で、約1万8千人もの来場者を魅了した堺市の「茶の湯体験」。
この熱狂を一時的なもので終わらせず、堺の街に根付かせようという挑戦的な取り組みがスタートしました。
当日会場には永藤市長も駆けつけ、今後の堺の文化振興への強い意気込みを語られました。
エッジが効きまくり!古賀崇洋氏コラボの「アート茶会」
まず度肝を抜かれたのが、「Forbes JAPAN CULTURE-PRENEURS 30 2025」にも選出された陶芸家・古賀崇洋氏とのコラボレーション。

「スタッズ(棘)」をモチーフにした、一見パンクで前衛的な作品が、茶室という静謐な空間に見事に溶け込んでいました。
「NEO WABI-SABI」を新たなテーマに掲げて活動し 利休へのリスペクトを込めつつ、現代のアート感覚が交差した作品の数々を生み出しています。
茶庭からの特別な演出とともに、古賀氏の器でいただく抹茶点て体験は、これまでの「お茶」のイメージを覆す刺激的な時間でした。
国宝の再現空間で、450年前の空気に触れる「わび茶会」
アート茶会の対として開催されたのが、利休の思想の極致といわれる二畳の茶室「さかい待庵」でのわび茶会。
普段は見学のみのこの空間で、今回は特別に表千家の亭主によるお点前が行われました。
自然光のみが差し込む静かな室内で、利休好みの茶道具、そして当時から愛されたお菓子を味わうひととき。

「アート茶会」と「利休のわび茶」という、「究極の対比」こそが、今の堺が提案する新しい文化の形なのだと実感しました。
古賀崇洋 展「破・わびさび in Sakai:Birthplace of Riky u」も同時開催!
会場内の三千家命名の茶室では、㈱丹青社による古賀氏の個展も同時開催。
伝統的な茶室というキャンバスに、エッジの効いた作品が並ぶ光景は圧巻の一言でした。



編集室より
伝統を守るだけでなく、常に「新しいもの」を取り入れ、形を変えてきた堺の商人(あきんど)精神。
今回のイベントは、まさにそのDNAが今も生きていることを証明するような内容でした。
万博を契機に、堺の「茶の湯」はさらに面白くなりそうです!
堺市では、3月20日~3月22日に「紐解けば堺2026 ~OSAKA SAKAI EXPO~」を開催。
堺の地でもう一度、万博を味わえるそうですので、
▼「紐解けば堺2026 ~OSAKA SAKAI EXPO~」の詳細はこちら
https://www.sakai-tcb.or.jp/news/detail/20251217133435