風鈴まつり
堺市中区の「蜂田(はちた)神社」では、8月31日まで風鈴まつりを開催中です。
地域の招福除災と子どもたちの健やかな成長を願う風鈴まつりを通して、地域の歴史や文化を感じることができます。
風鈴に吊るされる短冊には、子どもたちや地域の方の夢や願い、想いが書かれています。
こども園の園児が絵付けした風鈴をはじめ、江戸風鈴、河内風鈴、南部風鈴など約1,300個の風鈴が境内で清々しい音色を奏で、近畿各地から多くの人が訪れます。
そよ風に吹かれる風鈴の涼しげな音色に癒されてみませんか。
地域を守り続ける蜂田神社
蜂田神社は別名「鈴の宮」と呼ばれています。
毎年二月の節分の日、堺市中区八田寺町の蜂田神社では、早朝から「鈴占神事(すずうらないしんじ)」が行われます。
千百年以上前から続く神事は、土で焼かれた鈴12種の音色で、その年の吉凶を占うもの。非公開のため、朝早くから参拝に訪れた人には、美しい鈴の音だけが聞こえます。
神事が終わると、使われた土鈴(どれい)は境内の鈴塚におさめられ、参拝客にその年の干支の土鈴が授けられます。この土鈴は、開運厄除のお守りとして、地域の人だけでなく京都や静岡、東京などの遠方から訪れる人にも愛され続けています。
問合せ
風鈴まつり実行委員会
TEL・FAX:072-271-1355
蜂田神社(鈴の宮)
住所:堺市中区八田寺町524