堺市中区・ひだまりこども診療所
堺市中区新家町にある「ひだまりこども診療所」は、みんなが集うあたたかい診療所です。
明るくあたたかみのある診療所でやさしい先生とスタッフがお待ちしております。


院長先生コメント
子どもたちの日常生活により近い場所で、身体や心が健やかに育っていくお手伝いをしたいと思い、ひだまりこども診療所を開設させて頂きました。
ひだまりにはいろいろな生き物が集まって成長していく場所、またあたたかくみんながほっこりとのんびり安らげる場所であるというイメージがあります。
これから無限の未来を持つ子ども達が笑顔で健やかに成長出来るよう、また子どもたちを取り巻く私たち大人たちも子どもたちと一緒に成長できるよう、これからどうぞ宜しくお願い致します。
ひだまりこども診療所の特徴
小児神経専門医、小児感染症認定医による診察で小児科で受診の多い疾患をカバー
日本小児神経学会小児神経専門医、日本小児感染症学会小児感染症認定医である院長が、幅広い疾患・症状の診療を行います。豊富な経験と知識を活かした正確な診断によって、病気の早期発見・早期治療に努めます。
臨床心理士が在籍。他職種との協力した発達障害診療
人の“こころ”の問題の専門家である臨床心理士によるカウンセリングや発達検査が受けられます。発達障害が疑われる場合には、他職種と連携して適切な診療を行っていきます。
医療的ケア児、発達障害児など支援が必要な方に対して学校・地域との連携
必要・ご希望がある場合には、学校や地域とも連携いたします。医療的ケアを必要とするお子様、発達障害のあるお子様、そしてそのご家族の安心を当院が支えます。
おしえて!せんせい Q&A
最近、ニュースなどで「麻疹(はしか)」という言葉を聞くことが増えてきました。
世界的にも流行が広がっていて、日本でも感染が報告されるようになり、心配になりますよね。
麻疹は、かつて「命定めの病」とまで言われたほど、亡くなる確率が高く、重症化しやすい感染症です。
食糧事情が改善し栄養状態が良くなってきたベトナムなどの国でも、1000人に2.6人程度が命を落とすといわれており、先進国でも1000人に1人程度が亡くなると言われています。
また、麻疹ウイルスは新型コロナウイルスなどと違い、空気感染を引き起こすため、普通のマスクでは防げません。
体育館のような広い場所でも、端から端へ感染する可能性があるほど、感染力が非常に強いのです。
しかも、ワクチンを接種していない人の90%が感染すると言われています。
国内でも2025年に入ってから、3月26日までに44人の感染が報告されており、そのうちの約7割が3月に入ってからの報告で、特に関東や近畿で多く見られます。
年齢別では、20代を中心に、それ以上の世代が8割近くを占めていますが、次いでワクチン未接種の0歳未満の乳児が多い状況となっています。一方で、ワクチン接種率が8割を超えている2〜20歳の世代では、感染が少ないのも特徴です。
症状としては高熱、発疹、咳、鼻水等です。
発疹に関しては熱が一旦下がり、再発熱した際に出てくることが多いです。
治療方法は特になく、後遺症として7〜10年後ぐらいに脳の機能が徐々に失われていく亜急性硬化性全脳炎があり、その致命率、後遺症の怖さを考えるとできるだけ防ぎたい病気の一つです。
そのためには予防していくことが大切で、2回のワクチン接種で95%以上の方が免疫を獲得できます。
少しワクチンが手に入りにくい状況が続いていますが、できる限り免疫をつけていけると良いですね。
急な病気で心配なこと、ちょっと気になることがあればお気軽にご相談ください。
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