堺市中区・ひだまりこども診療所
堺市中区新家町にある「ひだまりこども診療所」は、みんなが集うあたたかい診療所です。
明るくあたたかみのある診療所でやさしい先生とスタッフがお待ちしております。


院長先生コメント
子どもたちの日常生活により近い場所で、身体や心が健やかに育っていくお手伝いをしたいと思い、ひだまりこども診療所を開設させて頂きました。
ひだまりにはいろいろな生き物が集まって成長していく場所、またあたたかくみんながほっこりとのんびり安らげる場所であるというイメージがあります。
これから無限の未来を持つ子ども達が笑顔で健やかに成長出来るよう、また子どもたちを取り巻く私たち大人たちも子どもたちと一緒に成長できるよう、これからどうぞ宜しくお願い致します。
ひだまりこども診療所の特徴
小児神経専門医、小児感染症認定医による診察で小児科で受診の多い疾患をカバー
日本小児神経学会小児神経専門医、日本小児感染症学会小児感染症認定医である院長が、幅広い疾患・症状の診療を行います。豊富な経験と知識を活かした正確な診断によって、病気の早期発見・早期治療に努めます。
臨床心理士が在籍。他職種との協力した発達障害診療
人の“こころ”の問題の専門家である臨床心理士によるカウンセリングや発達検査が受けられます。発達障害が疑われる場合には、他職種と連携して適切な診療を行っていきます。
医療的ケア児、発達障害児など支援が必要な方に対して学校・地域との連携
必要・ご希望がある場合には、学校や地域とも連携いたします。医療的ケアを必要とするお子様、発達障害のあるお子様、そしてそのご家族の安心を当院が支えます。
おしえて!せんせい Q&A
今年もだんだんと暑くなってきました。今年は大阪でセミが鳴く7月中旬より前から非常に暑く、夏本番の割にはセミが鳴かず、少し違和感を覚えました。ようやくセミも鳴き始め、本格的な夏の到来を感じます。
今年はスペインで40℃を超える日が続いたり、、日本でも暑い日が長く続くと予想されたりしていて、暑さで体調を崩す人も増える見込みです。実際、6月29日から7月6日の一週間で熱中症による救急搬送者数が消防庁の速報値で10,048人に達し、例年にないペースとなっています。
特に子どもたちは大人に比べ、外で遊んだり部活動に参加したりして高温環境にさらされやすいことに加え、体表面積が大人に比べて大きいため熱を受けやすく冷めやすい特徴から、熱中症になりやすいです。
熱中症は、体の中の水分が足りなくなること(脱水)や、体温が高くなりすぎることが原因で起こります。ですので、水分をしっかりとることと、体温を上手に下げることがとても大切です。
子どもは大人よりも体に水分が多く、体も小さいため、汗などで水分がすぐに減ってしまいやすく、こまめな水分補給が必要になります。
体重の2%以上の水分が汗で失われると、脱水症状が起きると言われています。そのため、こまめに水分をとることがとても大事です。ただし、どれだけ飲めばいいかは、汗の量によっても変わるため、はっきりと「これだけ」とは決めにくいのが難しいところです。
子どもは大きくなるにつれて喉の渇きを感じられるようになるので、喉が渇いたと感じた時にすぐ飲めば、体重の1%以内の水分の減りにおさえることができます。でも、乳幼児は喉の渇きを感じにくいため、喉が渇いていなくても定期的に水分を飲ませることが必要です。
また、運動をする前にも、しっかり水分をとっておくことが大切です。
「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」では、次のように水分補給がすすめられています。
★小学生(9〜12歳) → 20分ごとに100〜250ml
★中高生 → 1時間ごとに1〜1.5L
さらに、運動の前後で体重をはかって、もし1kg減っていたら、約480mlの水分を補給することがよいとされています。
高体温の対策としては、衣服の調節も重要で、通気性が良く、水分の蒸散性が高く、保温性の低い服装を選ぶようにしましょう。
気温が35℃以上のときは、原則として運動を中止すべきです。また、大会などでどうしても暑い環境下で頑張らなければならない場合は、暑熱順化といって涼しい季節から入浴や運動の習慣をつけて汗をかき、暑さに慣らしておくことが大切です。
暑くても楽しい夏にするために、こまめな水分補給や涼しい服装で対策をしっかりと行い、乗り切りましょう。
急な病気で心配なこと、ちょっと気になることがあればお気軽にご相談ください。
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