100年にわたり活躍した、登録有形文化財の現役駅舎が卒業されます。
堺市西区・南海電鉄『諏訪ノ森駅・西駅舎』が
5月24日(金)の営業運転終了をもって閉鎖されます。
閉鎖まで、あと3日。
運転営業している姿を目に焼き付けに行ってきました!
諏訪ノ森駅は1907年(明治40年)に開業され(当時の駅名は「北濱寺だったそうです)
1919年(大 正8年)に駅が移設されて、現在の西駅舎が建設。
今まで、ずっとこの場所で通勤・通学や遊びに行くときなど
沢山の人の笑顔を、出迎えてきました。
諏訪ノ森西駅舎は、現役で現存する木 造駅舎の一つとして希少性は高く
1998年(平成10年)に、浜寺公園駅駅舎とともに
大手私鉄で初めて国の登録有形文化財として登録されたそうです。
本当、趣のある素敵な建築の駅舎ですよね!
営業運転している駅舎の最後を見届けるために、カメラで撮っている方が
沢山いらしていました。
寂しいですが、駅舎の引退後は市民の交流スペースをして
活用され保存されるそうです。
中から上を見上げ、ステンドグラスを見てみると
浜寺から淡路島にむかっての海岸の様子が描かれています。
近くの浜寺公園にも多く植えてある、松が印象的です。
24日の運転営業終了のあとは、仮駅舎が
5月25日(土)の、始発列車から から供給開始になります。
場所は、現在の西駅舎を過ぎて左に。
ここが新しい駅への入り口になります。
今とそんなに離れていませんが
以前よりも、中に入ってから少し回り道になるそうなので
時間に少し余裕をもった方がいいとのことでした。
みなさんも是非、最後の「諏訪ノ森駅・西駅舎」を見に行ってくださいね。
諏訪ノ森駅
〒592-8347 大阪府堺市西区浜寺諏訪森町西1丁