【G7学校給食】堺市立大仙小学校の取り組みを現地取材!:

10月28日(土)、29(日)に「G7 大阪・堺貿易大臣会合」が開催されます。

このことを契機に堺市の小学校・中学校・支援学校で、次世代を担う子どもたちの国際感覚を高めるための取り組みが実施されています。

・G7 学校給食
・G7 あいさつウィーク
・G7 ブックフェア

これらの取り組みの中で、今回は「G7 学校給食」の現地取材会に参加させていただきましたので、その模様をご紹介!

G7 学校給食とは

堺市の小学校・中学校・支援学校 全138校で、G7 参加国の料理を取り入れた給食を9月4日(月)から実施。(~10月27日(金)まで)

給食を食べる前にはメニューの内容や多様な食文化があることなどを紹介。

そして、家庭でも関心を持ってもらえるよう、市ホームページなどで給食レシピを紹介。

堺市立大仙小学校

■学校教育目標
『社会に向き合い、自らの考えを表現できる子どもの育成』

大仙小学校独自でも国際理解教育カリキュラムを組まれ、日々の取り組みの中で他の国の文化も受け入れ委員会活動を中心に活動しておられます。

また、仁徳天皇 百舌鳥耳原中陵(にんとくてんのう もずのみみはらのなかのみささぎ)すぐ近くに小学校があり、歴史文化薫る堺の小学校として「子ども堺学」を題材に総合的な学習の時間を軸にした教育活動を行っているそうです。

取材会での校長先生のお話

国際理解教育に力を入れており、イタリアの総領事や東アジアの留学生が来られそれぞれの国について学ぶ機会を設けている。

元々「食育」について小学3年生で学んでいた。

そちらに国際的なことをプラスし「G7 学校給食」を取り入れることによって、すべての国に伝統的な家庭料理があるということを学んでいる。

子どもたちが自国以外の「食」に触れることによって、その国に興味を持ち国際感覚を掴んで世界に羽ばたくきっかけ作りになったり、また日本の「和食」も大切にする気持ちが育まれたりと広い視野を持った子どもたちに育って欲しい。

本日のメニュー

カナダ料理

・サーモンの香草焼
・グリーンポタージュ
・コッペパン
・メープルシロップ
・牛乳

カナダでは、寒い冬を乗り越えるために、スプリットピーとよばれる乾燥のえんどう豆を使った「ピースープ」というスープがよく食べられています。

こちらを給食用にアレンジし、裏ごしのグリーンピースを使ったポタージュに。

ほかにもカナダでは、サーモンがよく獲れることから、サーモン料理が親しまれています。

その他に、カエデの木からとれるメープルシロップが有名で、国旗にもカエデの葉が使われています。

小学3年生にインタビュー

Q.カナダのイメージは?カナダについて知っていたことは?

A.カナダは寒い国。朝はマイナス27°になる。
A.公衆トイレには花がいっぱいあるので公衆トイレだと気づかない人が多い。

Q.給食メニューのカナダ料理を食べてみてどうだった?

A.グリーンポタージュが美味しかった。
A.野菜がいっぱい入っていて嬉しかったのと玉ねぎの炒め具合が美味しかった。
A.家で家族に作ってみたいと思った。
A.サーモンの香草焼がこってりしていて美味しかった。
A.メープルシロップがはちみつよりまろやかで美味しかった。
A.メープルシロップが甘苦くてパンとよくあった

Q.カナダ料理と日本料理との違いは感じた?

A.サーモンは日本ではあっさりと生でお寿司として食べたら美味しい。カナダでは焼いている料理が多い。カナダは寒いからあったかい料理が多いのかな?
A.和食と違い味が濃いと感じた。
A.メープルシロップを食べている時カエデの木を感じた。カエデの木からどうやって採るのかな?

まとめ

当日はテレビ取材も入って、さかにゅーをはじめたくさんのメディアの方々が集結しました。

カメラを前に子どもたちも緊張したのか?取材後の方がたくさんお話ししてくれました笑

どの子も楽しそうに、自国、地元:堺の文化や知っていることを話してくれたり、学校で学んだり図書室の本で勉強したりした他国の内容をたくさん話してくれました。

国際理解教育とは…
互いの文化や考え方を知ることで双方の「違い」を理解し、相手を尊重することで相互理解の態度を養う教育。

その方の自国を大切にする気持ちを受け取り、自分の国(町)も大切にすることを学ぶってすばらしいことですね。

 




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